丹波方面に2020年の9月に行った際の訪問記です。兵庫県の丹波と言えば篠山を思い浮かべる人が多いと思います。丹波市と篠山市は別の市で、間違えられることが多く不満を感じた篠山市は住民投票を実施して、篠山市の名称を正式に丹波篠山市に令和元年5月に変更されました。丹波篠山市と丹波市は南北に隣接しており、2つの市を1日で訪れることが出来ます。

丹波篠山市

 茨木から車で1時間ちょっとで丹波篠山に到着。大阪市内や北摂方面からは車で1時間くらいで到着することできます。丹波篠山は10月になると黒豆のシーズンで、混雑するのでピークシーズンを避けて9月末に行きました。

9月の篠山は例年ならまだシーズン前で観光客は少ないのですが、この日はかなり混雑してました。9月の中旬過ぎから人出がどこの観光地も急に増えたみたいです。コロナの影響で長い自粛生活が続いてみんな外に出たかったんですね。この頃(2020年9月末)はコロナもこのまま終わるんやろうな、みたいな収束ムードもあったように思うのですが、、、。篠山市内はお土産物屋さんがたくさんあって、1時間くらい散策しました。その後中心地から少し歩いた場所にある有名な蕎麦屋「一休庵」へ

混雑することを予想して11時30分ごろ行ったのですがすでにたくさんの人が待っていました。昨年も混雑していてあきらめたので今年は待つことにしました。30分ほど待って店内に。天ぷらそば定食を注文しました。とろろそばと湯葉が乗っている蕎麦。有名店だけあって蕎麦はもちろん天ぷらも美味しかったですね。

丹波市 観光

 昼食を食べた後は丹波市へ。丹南篠山口インターから舞鶴道を1区間北へ走って春日インターを降りたところに「道の駅 丹波おばあちゃんの里」があります。篠山中心街から車で20分ほどです。

 黒豆パンはもちろんいろんな焼き立てパン・野菜・珍しいお菓子・お米やお酒など丹波市のすべての名物が販売されています。野菜やパンなどは朝に納品されるだけらしいので、丹波市内観光する前に行ったほうが良いです。夕方だと野菜やパンなどは商品が売り切れている可能性があります。店の前に公園もありますので、子供さんや犬を連れているときは遊ばせることもできます。

今日は丹波市の柏原(はいばら)町へ。道の駅おばあちゃんの里から車で15分ほどです。柏原散策の中心の木の根橋。柏原町散策する際は木の根橋近くに車置くスペースがあります。

樹齢1000年以上と言われる大ケヤキは高さ21M、太さ3Mもあり圧巻です。木の根橋の前には柏原八幡宮があり、厄除けと家内安全にご利益があるといわれています。八幡宮と木の根橋がある場所には観光協会があって、ガイドさんがいつも暇そうに(怒られる?)してるので何でも教えてくれますよ。

丹波市柏原町は織田家ゆかりの城下町で柏原藩陣屋跡や歴史民俗資料館も木の根橋から歩いてすぐなので、散策がてら見学するのがお勧めです。歴史に興味がある人は観光協会でガイドさんについてきてもらって案内もしていただけます。

丹波市柏原町 グルメ

柏原町散策終わった後、木の根橋から歩いて5分の場所にあるカフェ中島大祥堂へ

おしゃれなかやぶき民家の建物のカフェです。名物かやぶきとショコラのケーキセットを注文。丹波と言えば栗なのでモンブランがおすすめです。甘いもの好きな女性は多いので、奥様や彼女連れていったら喜ばれると思います。モンブランは濃厚ですごく美味しいです。

店頭には生ケーキだけでなく、焼き菓子やクッキーも販売しています。毎週水曜日は定休日です。

篠山は有名ですが、丹波市はいつ行っても観光のお客様は少ないので、人の多い場所はちょっと避けたいという人は丹波市を訪れてみてはいかがでしょうか。大阪から日帰りで気軽に行くことが出来る穴場で、ゆったりした気分に浸ることができます。丹波市は紅葉の名所も多いので別の機会に紹介したいと思います。