まずは大岩太鼓保存会について

大岩太鼓の歴史は、1528年から始まり約500年近くになりますが、太鼓巡行いわゆるパレードは明治17年から約100年間途絶えていました。太鼓の叩き方は、諸先輩たちから受け継いできたものの、昭和60年当時の大岩の地域には行事がなく大岩太鼓を披露する場がありませんでした。

このままでは地元の伝統文化が無くなってしまうという危機感から、大岩地区の有志が集まり昭和60年に101年ぶりに大岩太鼓巡業を復活させました。

やぐらを組んだり、車に飾りつけやネオンを施して現代に合わせたパレードを大岩地区で始めました。復活した大岩太鼓の活動は、大阪の鶴見花博でのパレードをはじめ、京都市からの要請でアメリカのボストン、ミネアポリス、ニューヨーク、ロサンゼルスなど海外でも大岩太鼓を披露するまでに至りました。

大岩太鼓保存会のメンバー構成は?

結成当時の保存会員は幼稚園児から50歳くらいまでの男性が中心でした。中学生ぐらいまでの子どもたちも多く、大人と一緒になって太鼓を叩いていました。
現在は大岩地区の過疎化の影響もあり、60~70歳代の会員が多くなっています。
当時こどもだったメンバーは現在40歳代前後の年齢になり、地元に住んでいない人も多いです。

親睦会として定期的に旅行に行かれていますが、どのような目的で旅行を企画されているのでしょうか?

みんな集まって旅行を実施する理由は、保存会員ひとりひとりに対する私の感謝の気持ちです。大岩太鼓が復活して35年経った今でも、メンバー全員が地域の活性化と伝統文化を保存するために懸命に活動してくれています。

淡路島や小浜への日帰り旅行や、岸和田のだんじり祭り、東京スカイツリー、浅草や国会の見学をするために東京にも行きました。

保存会会長として、旅行の形でねぎらいをすることで、保存会員たちに団結心を持ってもらい、活力になることを願っています。

なぜトラベルドリームにご依頼いただけるのでしょうか

トラベルドリームさんとのお付き合いは10年以上になります。私たちのニーズを最優先にして、旅行の企画をしてくれることに本当に感謝しています。

大手旅行業者と違って積極的におすすめの場所やお店を提案してくれるし、旅行中の急な要望にも臨機応変に対応してもらえます。

大岩太鼓保存会の旅行はもちろん老人会や消防団など、大岩地区の旅行はすべて信頼してお任せしています。